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ヤクルト藤井がスリーフィートオーバーの適用外の理由は?

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6/29 神宮球場で行われた、ヤクルトスワローズ×阪神タイガースの試合。
同点で迎えた7回に、物議をかもす場面がありました。

阪神にとって納得のいかない判定が飛び出したのは8-8で迎えた七回だ。1死二塁から代打・荒木は三塁前へのゴロ。打球をキャッチした三塁手・北條が三塁へ進もうとした二走・藤井にタッチを試みたように見えた。走者が北條を避けるように走路から大きく反れ、倒れ込みながら三塁ベースに進んだ。

 野球規則には「走者が、野手の触球を避けて、走者のベースパス(走路)から3フィート以上離れてしまった場合」には、アウトにするというルールがあるが、目測では藤井は三塁アンツーカーの緑の芝部分を踏んでいた。

 金本監督はすぐにベンチを出て、飯塚三塁審判に猛抗議したが、判定は覆らず。責任審判を務める飯塚審判は「金本監督よりラインアウトで、アウトではないかという抗議がありましたが、北條選手にタグ行為がなかったので。インプレーとしてゲームを続行、再開します」とアナウンス。審判の解釈上では、同野球規則の「ただし、走者が打球を処理している野手を妨げないための行為であれば、これの限りではない」という項を適用したと説明した。

 試合は1死一、三塁で再開。代わった桑原が二盗を許し、二、三塁とすると、西浦に2点中前適時打を浴び、結局、これが決勝点となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000159-dal-base

問題シーン、映像

スリーフィートオーバーしても即時アウトになるわけではない

そもそも、スリーフィートオーバーをしても即時アウトになるわけではないようです。

走者が本来の走路の外に出ていたときにタッグプレイが行われた場合は、触球を避けようとしたそのときに走者がいた地点と走者が進もうとする塁とを結ぶ線分を基準として、左右両側に3フィートずつが走路として定められ、触球を避けようとしてこの走路を外れたと審判員が判断した場合は、この走者にアウトが宣告される。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3#%E8%B5%B0%E8%80%85%E3%81%AE%E8%B5%B0%E8%B7%AF

つまり、藤井選手が芝生の部分を踏んで、本来の走路から3フィート離れていたのは事実だとしても、即時アウトになるというわけではないようです。
ランナーが守備側のタッチを避けようとして、オーバーしたと判断した時点でアウトになるということです。

北條がタグ行為をしていたか?

今回はアウトを申告していません。
3塁塁審の飯塚審判員の説明では「北條選手がタグ行為(タッチ行為)をしていなかったため」と言っていました。

なぜタグ行為が認められなかった?と思ったとき、去年のロッテ×西武の試合を思い出しました。

渡辺の代打・水口が1-1からの3球目をスクイズを試みたが空振り。三塁走者・外崎が本塁へ向かっていた。

 田村が追いかけて右手でタッチにいった。外崎が内に走路を膨らませた。スリーフィートオーバーかと思われたが、審判からアウトのコールはない。

 田村は慌てて本塁カバーのチェンに送球したものの、外崎は一足早く本塁を踏んだ。

 ボールは田村の左手のミットにあった。持っている手でタッチにいかないと、スリーフィートオーバーは認められない。
https://www.daily.co.jp/baseball/2017/08/13/0010460709.shtml

このときはボールを持っていない手でタッチに行こうとしていたので、スリーフィートオーバーは適用されませんでした。
つまり、追いかけただけではスリーフィートオーバーは適用されない、ということのようです。

今回の北條選手はボールを持っている手(グラブ)でタッチに行こうとしています(これは間違いないでしょう)
しかし途中で転んだこともあり、ランナーがスリーフィートオーバーしたときには、もうタッチしに行っていないと判断されたのかもしれません。
そのため、審判もアウトのコールをしなかった・・・。ということでしょうか。

いずれにせよ、先日の中村晃選手の本塁打を巡る誤審の件と合わせて、今後も審判の判定には物議を醸しそうです。





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