冷えたゆで卵をそのまま電子レンジで温めたら、バチン!と破裂して中身が飛び散った…
そんな体験、ありませんか?
実際、SNSや家電メーカーのお客様相談室でも「卵が爆発した」という声は後を絶ちません。
この記事では、
- なぜ卵がレンジで爆発するのか
- 危ない加熱パターンと避け方
- 安全に温める方法
を、家庭での実体験に基づきながら、科学的な理由と実用的な対処法をセットで解説します。
卵はレンジで爆発する!これは本当です
原因:内部で水分が加熱され、逃げ場がなくなるから
卵の黄身や白身は水分を多く含みます。
電子レンジで加熱すると、その水分が急速に加熱されて水蒸気になりますが――
- 殻付きのゆで卵:殻が“フタ”の役割になって水蒸気が逃げられず、内部圧力が高まって爆発
- むき卵でも丸ごとの状態:白身が膜のようになり、水蒸気の出口がなくなって爆発
つまり、卵は「密閉された構造のまま加熱すると破裂する」危険性が高い食品なのです。
特に危険なパターン
| 状況 | 危険度 | 理由 |
|---|---|---|
| 殻付きゆで卵を丸ごと加熱 | ★★★★★ | 内部圧力が非常に高くなり破裂しやすい |
| むいたゆで卵をそのままチン | ★★★★☆ | 外側が膜状になり、破裂することも |
| 温泉卵をレンジで作る | ★★★★☆ | タイミングを間違えると爆発する可能性大 |
| 割った生卵を加熱(スクランブル) | ★☆☆☆☆ | よく混ぜれば問題なし。膜ができにくいため比較的安全 |
安全に“ゆで卵”を温める方法
方法①:殻をむいてから、半分にカットしてチン
- 卵の中まで熱が均等に通り、破裂しにくくなる
- ラップをふんわりかけて、600Wで20〜30秒ほど加熱(状態により調整)
方法②:むいた卵をお湯に入れて温め直す
- 耐熱容器にお湯を入れ、卵を数分つけるだけ
- レンジを使わないので破裂の心配ゼロ。味も損なわれにくい
方法③:専用のレンジ用卵調理器具を使う
- ダイソーやニトリなどで購入可能(100〜300円程度)
- 水と一緒に加熱することで、安全にゆで卵や温泉卵が作れる
生卵をレンジ調理したい場合は?
スクランブルエッグや卵とじを作るなど、生卵を電子レンジで調理したいときは、
- よくかき混ぜる(膜ができにくくなる)
- 加熱時間を短く設定(様子を見ながら)
- 途中でかき混ぜて、過加熱を防ぐ
この3つを守れば、破裂リスクを大幅に減らせます。
「卵は爆発する」は本当。でも、正しく扱えば大丈夫
- 卵は水分が多く、構造的に密閉性が高いため破裂しやすい
- 特に「殻付きゆで卵」の電子レンジ加熱はNG
- カットする・お湯で温める・専用容器を使うなどの対策が効果的
身近な食品ほど、「なんとなく」で扱うと危ないこともあります。
一手間かけて、安全に・おいしく卵を食べましょう。