以前、テレビ番組でDJ KOOさんが、「小室哲哉さんが日本にモチベーションという言葉を広めた人物」と語っていました(何の番組かは忘れました)
小室哲哉さんも公式のXで同様の趣旨のコメントをポストしています。
最近の若い人は知らないかもしれませんが、「モチベーション」という言葉が使われたのは、trf(現在はTRF)の「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」
20才やそこらじゃ 人生のモチベーション
という歌詞が使われています。
では、この曲より前に「モチベーション」という言葉が使われた曲は存在しなかったのか?
ちょっと調べてみました。
「モチベーション」という言葉が使われた曲
「モチベーション」および「motivation」という言葉が使われた90年代の曲を調べてみました。
Electronic Parade/THE BOOM
1999/05/12 発売
「殺戮のための motivation」
という歌詞が登場します(過激だなー)
I’LL BE/Mr.Children
1999年2月3日 発売(アルバム「DISCOVERY」の発売日)
「コンプレックスさえも いわばモチベーション」
という歌詞が登場します。
「いわばモチベーション」と言っているあたり、この頃にはすでに一般的に通用する言葉だったのでしょうね。
Rage your dream/m.o.v.e
1998年5月13日 発売
「Easyなmotivation すべてはsimulation」
という歌詞が登場します(韻を踏んでますね)
頭文字D のオープニングテーマで使われたこともあり、ご存知の方もいるかもしれません
Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~/trf
1995年3月8日 発売
私が調べた範囲では、90年代に発売された「モチベーション」曲は、わずかにこの4曲だけでした。
Overnight Sensationより古い曲は見つからなかったので、これより前に「モチベーション」が歌詞に使われた曲は無いと思います。
小室哲哉さんが使う前から使っていた人はいないと思いますが、この曲がミリオンヒットしたこともあることを考えると、「モチベーション」は小室哲哉さんが広めたと言っても過言ではないと思います。