「遺言書」という言葉、あなたはどう読んでいますか?
「いごんしょ」と読むべきか、「ゆいごんしょ」と読むべきか、迷ったことはないでしょうか。
結論から言うと──
どちらの読み方も正しいです!
ただし、使い分けには少しポイントがあります。
「ゆいごんしょ」は日常的な読み方
普段の会話やニュース、テレビ番組などで「遺言書」と言う場合、多くはゆいごんしょと読まれます。
親しみやすく、一般向けの表現です。
たとえば、
- ドラマで「おじいちゃんのゆいごんしょが見つかった」
- ニュースで「著名人のゆいごんしょが公開されました」
など、耳にするのはほとんど「ゆいごんしょ」ですね。
「いごんしょ」は法律用語的な読み方
一方、裁判所の手続きや、弁護士が書く正式な書類などでは、いごんしょと読むことが多くなります。
「遺言(いごん)」は法律用語として古くからの読み方であり、厳格な場面で使用される傾向があります。
たとえば、
- 「遺言書の検認申立書」(家庭裁判所に提出する書類)
- 弁護士の公式文書 などでは「いごんしょ」と表記・発音されることが一般的です。
まとめ:「遺言書」の読み方は場面で使い分けよう
- 日常会話・ニュース・ドラマ → ゆいごんしょ
- 法律文章・正式な場 → いごんしょ